MONOCOQUE BODY 強靭・耐久テクノロジー、モノコックボディ。従来スピニングリールは、ボディとボディカバーでドライブギアの両端を支持し、それを数箇所のスクリューで固定する方式が一般的でした。この構造から、更なる精度と剛性の向上を目指し、ボディカバーを廃し、ボディに直接高精度のプレートをねじ込むことで固定したのがモノコックボディ。これによりギアの支持精度が高まり、また剛性・気密性も向上しました。更には、従来スクリューに取られていたスペースを活用し、ドライブギアのサイズを極限まで拡大することにも成功。モノコックボディとは、MONO(ひとつの) - COQUE(殻)という意味。一枚貝の殻がそうであるような強靭さを象徴する、まったく新しい形状はリール構造の常識を打ち破ります。
この強さ、確信的。
かつてない軽さと強さの両立を果たした、超軽量スピニングリール「AIRITY」。
LT2500Sで150gと、自重としての軽さはDAIWA史上最高レベルに到達。
同時に、“自重以外の軽さ”も手に入れた。
それは、タックルとの一体感が得られる軽快な回転フィールと、持ち重りのない最適な重量バランス。
その基幹となるテクノロジーが、「エアドライブデザイン」。
釣り人が求める、意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想で、最大4つのテクノロジーで構成される。
そのエアドライブデザインをフル装備することで、リーリング性能とロッドの操作性の向上を高次元で実現。
アングラーの意志に対して素直に応える、そのレスポンスが釣る歓びを高めてくれる。
軽さを貫くいっぽうで、強さへのこだわりにも、妥協は一切ない。
そこに込められているのは、「十分な実釣性能をともなわない軽さには意味がない」というダイワのリール設計における原点。
その信念を受け継ぐテクノロジーのひとつが、一体成型構造のモノコックボディ。
たわみやゆがみを抑え、力強い巻き上げを生み出す確かな土台。その素材にはマグネシウムを採用。
その内部に格納されるのは、滑らかで静かな回転を生み出すタフデジギア。
ギア硬度を高める特殊表面処理を施すことで、初期性能が長く続くよう、耐久性も向上させている。
防水・防塵も万全を期し、ダイワ独自の防水・耐久テクノロジーであるマグシールドを、ピニオン部とラインローラー部に搭載。
ドラグは、ラインへの負荷を低減し、スムーズで安定した滑り出しで、安心してファイトを愉しめるATD TYPE-Lを搭載。
スプールには、リップ形状を見直すことで約5%の飛距離アップを実現したLC-ABSを採用など、ダイワテクノロジーの粋を集めた。
「AIR=軽さ」と「REALITY=真実・実用性」の高次元での融合。
高度な実釣性能を備えた超軽量スピニングリール。
ライトゲームからライトショアジギングまで、タックルとひとつになれる自由と愉しさを、AIRITYで――。
標準自重(g):175
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) :85
ギア比:5.7
標準巻糸量ナイロン(lb-m):8-150
標準巻糸量PE(号ーm):1-200
ハンドルアーム長(mm):55
ベアリング(ボール/ローラー):11/1
最大ドラグ力(kg):10
スプール寸法(径mm):48
ハンドルノブ仕様:HG-T
ボディ素材:マグネシウム
ボディ構成:1部品(モノコック)
ローター:ZAION
防水機構:マグシールド
スプール:薄肉アルミ
付属品
・リール袋
・スプール位置調整ワッシャー
・ワーニングカード
・ハンドルノブキャップ取り外し用ドライバー(LT5000-CXHのみ)
ダイワテクノロジー
AIRDRIVE DESIGN
エアドライブデザインは、釣り人が求める意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想。エアドライブデザインは、最大4つのテクノロジーで構成されています。巻き出しが軽く、ハイレスポンスな回転を生み出すエアドライブローターの搭載を必要条件とし、軽量、トラブルレスなエアドライブベール、不要な肉を限界まで削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計のエアドライブスプール、メインシャフトを高精度カラーで支持し、さらにピニオンギアと非接触構造とすることで、高負荷時でも回転ノイズの極めて少ない軽い巻き上げを可能としたエアドライブシャフト。これらの相乗効果とリールの重量バランスの改善により、高次元での操作性を実現します。
※23AIRITYは、AIRDRIVE ROTOR、AIRDRIVE BAIL、AIRDRIVE SPOOL、AIRDRIVE SHAFTを搭載。
AIRDRIVE ROTOR
独自の理論により、球体からそのまま切り出したかのような新形状を導き出し、そこからさらに不要な肉を徹底的に削ぎ落すことで、剛性を維持したまま、大幅な軽量化を実現します。操作性、感度の向上に繋がる巻き出しの軽さが飛躍的に向上しました。
AIRDRIVE BAIL
剛性と軽量性をもたらす中空パイプ構造を採用してきたエアベールを、さらなる軽量化を実現するべく、必要強度を維持しながら小径化。ラインがベールからラインローラーヘと、よりスムーズに移行可能な最適なベール角度に傾斜セッティング。さらなる軽量性、トラブルレスを実現しました。
AIRDRIVE SPOOL
不要な肉を削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計。スプールスカート部の薄肉設計はもとより、スプール内部の肉抜きに至るまで徹底的に軽量化。スプールが軽量となることで、巻き出しの軽さやキャスト動作などの操作性が向上しました。さらに作動抵抗の少ないドラグ発音機構により、ドラグ作動時のレスポンス向上を実現します。
AIRDRIVE SHAFT
メインシャフトとピニオンを非接触構造とし、摩擦抵抗をゼロにするリニアシャフトを、さらにピニオンの両端をBBで支持することで、入力されたパワーを最大限回転力ヘ繋げることを可能としたシステム。さらにメインシャフトを高精度カラーで支持することにより、回転ノイズを徹底的に減らすことを可能としました。
※SFはリニアシャフト仕様
MONOCOQUE BODY
強靭・耐久テクノロジー、モノコックボディ。従来スピニングリールは、ボディとボディカバーでドライブギアの両端を支持し、それを数箇所のスクリューで固定する方式が一般的でした。この構造から、更なる精度と剛性の向上を目指し、ボディカバーを廃し、ボディに直接高精度のプレートをねじ込むことで固定したのがモノコックボディ。これによりギアの支持精度が高まり、また剛性・気密性も向上しました。更には、従来スクリューに取られていたスペースを活用し、ドライブギアのサイズを極限まで拡大することにも成功。モノコックボディとは、MONO(ひとつの) - COQUE(殻)という意味。一枚貝の殻がそうであるような強靭さを象徴する、まったく新しい形状はリール構造の常識を打ち破ります。
MAGSEALED
ボディとローターの隙間に磁性を持つマグオイルの壁を作り、海水や埃などの侵入をシャットアウトするDAIWA独自の防水構造。
TOUGH DIGIGEAR
過酷な環境に耐え抜くにはリールを支える強靭な心臓部が必要です。滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」。
ATD TYPE-L
魚の引きに合わせスムーズに作動し、滑らかに効き続けるATD。その初動レスポンスを高めたATD TYPE-L。滑り出しと追従性を追求し、ドラグ設定を気にすることなく、ファイトに集中することが可能となりました。
LC-ABS(ロングキャストABS)
ABSIIの接触抵抗を減らす思想はそのままに、接点を前にだすことでよりスムーズなライン放出を実現。リング部が前に出た効果でリング上にラインが乗りにくくなり、従来のABSII以上に約5%の距離UPとトラブルレスの向上に成功しました。LC(=LONG CAST)を実現する次世代のABSスプールです。
QUICK DRAG
瞬時の「クイック」な調整が可能なドラグ。少ないドラグノブの回転で、即座に設定を大きく変えることができる。使用ラインやタックル、釣法に応じて様々に活用可能です。
※SF2500SS-H-QDのみ